再訪の方はこちら　SL第２部 をどうぞ。更新01年５月下旬

予讃線に汽笛再び
◆｢鉄道唱歌」誕生100年記念◆
　黒煙と真っ白い蒸気をはき、天に届くような汽笛の音--。
1968年の無煙化完了で伊予路から姿を消したSLが２１日、３２年ぶりに
予讃線松山ー宇和島間に復活した。２６日まで、三往復する。

　登場したSLは「Ｃ56－160号」。宇和島市出身の大和田建樹氏が作詞
した「鉄道唱歌」誕生百周年も記念して運行。司馬遼太郎の小説から引用
し、下りは「坂の上の雲号」、上りは「花神号」と命名した。

　満員の乗客を乗せ、松山駅をたった「坂の上の雲号」は双海、長浜の海
側をひた走る。乗客達は宇和島までの約六時間、戦前の復刻版駅弁などを
広げ、海、山、川の自然を満喫しながら、のんびりした小旅行を楽しんだ。

　松山市東長戸、主婦山本康子さん（32）の三世代家族五人は、それぞれ
の思いで同乗。父親（64）は「懐かしい」と感慨深げ。３歳の子供は「本物は
かっこいい」と目を輝かせる。沿線には、ダイナミックな走りをカメラに収めよう
と人垣ができた。
懐かしむ人の話・・・遠足で双海町へ汽車に乗って行ったとき、途中で汽車
が動かなくなったら、「みんな降りて」と言われて、男の子達が後ろから押し
て動かしたのだそうだ。

SLの勇姿をお楽しみ下さい。
１枚を除いて全てホステラーの方々が
送って下さったものです。
ライン

上り「花神」号（00-11-24.撮影・DE10-Kashin.jpg)
写真提供者S.S.

00/11/25撮影・写真提供者H.K.
JR四国予讃線・伊予上灘ー下灘
SL「坂の上の雲号」CS6160・DE10×2・145、客車×4
キャノンEOS630・EF200ﾐﾘF2.8USM・RDPⅢ・1/500・f4

00/11/25撮影・写真提供者H.K.
四国予讃線・高野川ー伊予上灘
SL「坂の上の雲号」CS6160・DE10×2・145、客車×4
EOS630・EF85ﾐﾘF1.8USM・RDPⅢ・1/500・f5.6

「バスのような汽車」
00/11/25撮影・写真提供者H.K.
JR四国予讃線・伊予上灘ー下灘
キハ32・D
キャノンEOS630・EF200ﾐﾘF2.8USM・RDPⅢ・1/500・f4

消えた夢11/２３新聞投稿記事
東宇和郡の宇和平野を、あの蒸気機関車が走る。
C56の勇壮な姿を見ようと胸ときめかせて出掛けた。
だが走ってきたのは、デイーゼル車にC56。少年のこ
ろの夢は一瞬に消え去った。せめて後から押すか、
蒸気機関車を前にしてほしかった。

ある方のコメントは・・・・・・新型客車は重量が重たいので、赤いジーゼルが引っ張っているのも面白い。

昔乗っていた人は・・・・・・坂道で動かなくなると、みんな降りて後押しをした。・・・味がありますね。


大洲広報掲載の写真「花神」
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